第六ステージ 

リュール峠山頂ゴール。
予想どおり、まんま大方の描いたシナリオどおり。コンタドール圧勝。二位にさえ一分ちかくのタイム差をつけてステージ優勝。総合においても相当なアドバンテージを得ちゃった。なんつーか、かっこいいとか気持ちいいとおりこして、せつなくなったよ、あたいはよー!!コンタが闘ってるのは、もういっしょに走ってるライバルたちじゃないのかもしれないなー。去年も似たようなこと感じはしたけど、でもあのときは、たとえば過去の病気とか、ツールしめだしとか、走れないつらさを乗り越えたひとの境地のように思った。いまのは勝たなきゃいけないっていう強迫観念じゃないのか。なんで勝たなきゃいけないか・・・それはもう周知の理由をいっぱい抱えてるんだけども。そう思うと、いつもの勝利ポーズも、今日はもう痛快通り越して痛い。明日も必死で走るのか。あさっても必死で?王者ってだれもがこんなに孤独なのか・・・まあ、けっきょく、そういうひとはかっこいいんだけど・・・
さて、フランクはものすごくいい感じで調子あげてきてて、このパリ・ニースでいい調整してる感じ。これは今年のツールはすごいことになるかもしれん。ほかの強豪選手だってそこそこそんなくらいのモチベーションでやってんじゃないのかなー。なんでそんな必死なの、コンタ君。なんかいまのコンタ君、リッコなら気持ちわかるんじゃねー?家でテレビみながら泣いてたりして。