ウィンナーコーヒーで漱石

yokkobukko2009-01-28

子守の帰り、Bは今日外食なので、おさんどんの用もなし、駅前の、素敵そうなカフェに寄る。この前はよく通るけど、ウィンナーコーヒーはいかがですか?なんて看板が出ているのには今日気がついた。店名もドイツ語。ケーキ屋さんだが、パンも実においしそう。明日の朝食に両端の尖ったバゲットを買う。喫茶部はこじんまりして上品な内装。ブラウナーにするかメランジェにするか迷って、空腹時ゆえケーキは諦め(空腹時に甘いものたべると吐きそうになるので)、同じ理由で後者(ミルク入りのコーヒー)を頼み、かばんから文庫本を出す。水村美苗のおかげでこのごろ(いまごろ)漱石を読んでいる。「彼岸過迄」。夕暮れに、知らない喫茶店でコーヒー飲みながら、本読むってことに少し興奮。大学生か?つう。なんかこれいいので、これからときどき知らない町行ってやろう、などと思った。
ロマンはそこまでで、夕飯に好物のしゅうまい弁当買う。旅でもないのにさ。いろいろ好きにやってるよ、ふふふ。