駅伝後、散歩

yokkobukko2009-01-02

正月は駅伝。毎年見てんな、これも。芦ノ湖ゴールまでみるともう昼下がり。夕方、これではいかんとBにせっつかれて、散歩にでかける。幼馴染の家の前を通って、坂を下る。谷間をえぐるようにして開かれたこの町はちいさいおわんのような町。おわんの底にはちいさな川が流れていて、そって県道がはしっている。住宅は四方の側面にはりつくようにたっているから、団地にはたいてい丘と名前がついている。おわんの底の川原に、昔は野間園というグラウンドがあった(野間というひとの碑が立っている)が、どうしてか、いまはそのあたりがすっかり様変わりしている。埋め立てられたり、削られて道がつくられてたりして、ほんとに迷子になりそう。地元なのに。結局、開いてたのはしまむらとリサイクルショップだけだった(正月なのにごくろうなことです)。帰りは谷間にぎゅうっとせりだした坂道をのぼる。日暮れて、灯りのともりはじめたおわんを眺める。ちいさいころは対面の丘さえ、遠い向こうの世界だったがなあ。