日曜日をさまよう

yokkobukko2008-09-21

朝からコーラス。めずらしく車ででかける。ここ三週ほど、ずっと同じとこ(21曲目と次のコラール)を練習している。ようやく形になってきた。ほかの隊は知らないけど、この隊では歌詞を、先生がつくってきた逐語訳とともにみなで読む。かったるいと思っているひともいるようだけど、わたしはこの時間がわりと好き。ただ、先生細かい人だから、しばしばディテールにひっかかって停滞してしまう。そしてだいたい迷宮入りになる。先週から先生がひっかかってんのは、ローマ兵がキリストを磔にする前に彼からはぎとる衣服Kleiderと下着Rockについて。それってどんなちがいがあるんだ、どんなつくりになってんだ、そしてそもそもが罪人から剥ぎ取った服を我が物にしようというメンタリティってどんなんだ?という疑問・・・前者のいちばんシンプルな解決法は、原典に当たれ!だけど、ギリシャ語かあ・・・(ちなみにフランス語版は?と家宅捜索中だけど、行方不明、どこいったかな)。後者も、難しいなあ。聖書において、衣服の意味が非常に深いというのはわかる。衣服を分ける、って行為も意味深い。でも当時の風習もあるだろうしなあ。ただなによりこの作者がヨハネだってのも謎の鍵を解く重要な要素じゃないかと思う。ほかの福音書とちがって、このひとのは記録というより、自覚的文学という感じがする。この場面も登場人物全員が預言の成就に貢献している。いずれにせよ、専門家のすかっとした解説欲しい。
コーラス後は、雨のなか、目的もなく、車を走らせる。途中に見つけた一軒家のイタリアンでランチ。おしゃれだけど、味は普通。
  UFOキャッチャーで獲ったきらきらスーパーボール
結局ふらふらと、弟のうちに行き、姪っ子の顔を見る。Bはというと、生まれてすぐのAしか見てないから、くるくる見事に寝返りをうつ姿を、感慨深そうに眺めている。弟は突然の来訪者を嫌がるでもなく、むしろ見せびらかす相手が現れたことが嬉しい様子。はしゃぐ弟に、着せ替え人形みたいに、次々に服を着せられ、みなに次々だっこされ、やいのやいの煩くされ、ついにA泣きはじめるが、お母さんの胸に戻ると、すぐに眠ってしまう。
夕方になって雨強くなり、雷も鳴りはじめる。夕飯は家でビフテキ