朝のキリンジ

この数日キリンジを聴くともなしに聴いている。
ここ半年ほど迫ってくるコーラスの演奏会とかザルツ旅行とかで気分に余裕がなく、課題曲ばかり聴いていたので、なんだか久しぶり。そうでなくてもここしばらく歌詞のある音楽が聴けなくなっていた。翻訳作業をやっているときはもちろん、評を書いているときも聴けなかった。歌詞が日本語でなくてもだめだった。こういうときは作業中でなくても、なんとなく気が立っているからポップスとかロックを煩く感じてしまう。軽く聞き流すことができない。
つまりいまは仕事がないってことか。
なあんだ。

ところで仕事で気の立っているとき現代の音楽も聴けなかったが、一方クラシックも聴けなかった。つまりほとんどの音楽がだめだった。テネブレばっか聴いてた気がする。考えてみると、宗教曲にだって歌詞はあるんだよ。してみるとなにか技術的な問題だろうか。
キリンジは力を漲らせて聴かなくていいから、リハビリにちょうどいいのかもしれない。いや更正というより、ふたたび世の習わしに染まっていくという感じかな。

ほんとは昨日の日記を書こうと思ったんだけど。まあ、いいや。
昨日は弟の家で少しの時間ベビーシッター。これからも週一くらいで通うつもり。