古本市

土曜は朝から晩まで語学なんだけど、今日は上野でギエム見るのでラテン語はサボり。ランチに共栄堂でカレー。対岸どうもすごいひと、と思ったら、そうだ、古書市なのね。そういやキクニ(喜国雅彦)のツイッターで見た。ちょっと冷やかしに、と思ったら、呑まれた。もう道、歩けない、すごいひとで、しかも殺気だってるつか、がつがつハンターなの、みんな。狭い舗道に並ぶワゴンにどわわっと群がってるしね、リュック背負ってるしね、コロコロ転がしてるしね。ほんとの猛者は家でのんびりしてんじゃない?と思う。思うは思うが、やっぱり居てもたってもいられん、という人が多いんじゃないか?
あやうく一万円もする絨毯本買いそうになった。中国の絨毯についての図鑑で、モハンさんがたくさん持ってたチベットのユーモラスな龍さんの背もたれとか、新疆ウィグルのざくろとかなかなかかわいいのが載っている。仏語もの。素敵は素敵だが高すぎる。結局、ワゴンセールでいつでも買えそうな新書を二冊、文庫一冊、とグレゴリオ聖歌本、新書サイズだけど、ハードカバーで写真も入ってるし、楽譜、ネウマもちょちょっと紹介されてて、なかなか素敵な800円。しめて1400円。まあ、そういうテーマパークへ入ったと思えば、安すぎる入場料です。