キリンジ。

前回、あれはまだ今年の1月のことだったのか、ものすごい昔のことのようだ。なんか地震があって、原発事故あって、それ以前とそれ以後のあいだにものすごい断層がある。もう帰れないのは、どの時間も同じだけど。
キリンジ、渋谷AX。いつも思うけど、このひとたちの安定感はなんだろうか。はらはらしねーなー。楽しい、完全に楽しい。本当の新曲はアンコールの、新しいともだち、だけかな。いい曲だった。校庭は砂漠じゃない、気の合うやつは目を見ればわかる、という歌詞がいかった。たかきだろ。
セルフカバー、ほかのひとに書いた曲を自分で歌うという、そういうアルバムが今日出た。そこから数曲、私の好きな鈴木あみの「それもきっとしあわせ」、ヤスバージョン、いい曲なのだ。ほんとに。歌もうまいほうがいいに決まってる、でもこの歌は、あみちゃんの歌なんだなー。歌詞要約しようかと思ったが、不毛なのでやめ。
キリンジのライブ、前も書いたかもしれんし、いつも思うのだけど、ファンとアーティストの距離がいい、べったり依存しあっていないとこがいい、とりわけ、と思う。「と思う」ということは、わたしはファンじゃないのかな。そうかもしれない、なお、もうすこし距離がある。いつまでたってもお邪魔している感覚が抜けない。