近所のひとと触れ合う

yokkobukko2010-11-09

ここに引っ越してきて3年、くらい? はじめてご近所のHさんとランチをした。半年くらい前から、こんどごいっしょしましょうね、とか言ってて、ようやく今日実現した。考えてみると、東京来てからできた友人というのは、語学学校で出会った人ばかり(?もしかして!)。友人とはいえなくてもコーラスでであったひととか。ようするに趣味の場で会ったひとだから、最初の選別は終わってるわけです。対して、ご近所さんというのは、近くてとてつもなく遠いひと。
今日はたがいに自己紹介みたいな。あらためて、ご近所さんどうし、ほどほどに交際しているのだと知る。今日だけでいろんな雑情報を得たし、いくつかのご近所の謎も解けた。翻って、わたし、もしかしてご近所で浮きまくって、いや沈みまくってるのでは!とあらためてどきどきする。すくなくとも、相当ストレンジャーであろう。
いや〜、互いに最後まである種の緊張解けず、ふたりして別れ際「今日は、ありがとうございました」と言った。
社会で生きるって普通は机上じゃできないんだろうけど、わたしはいまだ少し机上にいる気がする。お姑さんがいたり、家業もあったりで、フィルターに守られている。ともいえるし、疎外されているともいえる。Hさんの話を聞きながら、このひとは身ひとつで奮闘し、生きるフィールドを切り開いている、と感じた。ひとごととして考えても、つらく、しんどく感じる自分は相当脆弱だなあ、と思う。
奇遇にも、クローズアップ現代でシェアハウスとかコレクティブハウス(だったか?)を特集していて、考えごとが重なる。
修道院みたいなものに、あこがれはあるけど、考えかたの方向がどうもちがうようだ。