がりっとな

yokkobukko2009-09-15

駐車場から出るとき、左翼後方下部に相当の手ごたえっつぅんですかね、ありましたね。ヨーロッパ人なら気にしないんでしょうね。あとで降りてみたらかなりこすれてました。思った以上にこまわり利くんだが、尻がでかいから、こうなったんでしょうね。ごめんなさい、柱と車。玄関先でカンパネルラ似の猫さんにガン見され、よそむいてにゃーにゃー鳴かれた。助けよんでんのか?怖いオーラでてんのか?
アントニオ・タブッキの短編集「逆さまゲーム」、むかし読みかけて、そのときは乗れなくてやめてしまったんだけど、今回はすうっと入った。どの短編もよくしゅんでます、味が。タブッキは遠心的でも、幻想的でもないとこがいい。消息がしれなくなっても、変身しても、物理的にそのひとは消えたりしない。ひとを知っているってどういうことなのか、くつがえされる感じがいやじゃない。たったったったと胸が躍るような、落ち着かない気分が読んでいるあいだじゅうずっと続くのがいやじゃない。