朝から晩までコーラス

K泉先生の猛特訓。しかしバス、しっかりしてきた。バスがひびくと、もうできた感じがする。テノールも助っ人入って厚くなり、ソプラノは人数たくさんだし、アルトだけ、少し後ろにへこんでいる気もするが、どうかな、こんなくらいでいいのかもしれない。バランスとしては。バスが響くと小さい力のままなのにアルトも響く。とりわけ26曲目コラール、もうバスが主役といっていい。ちょうどピラトの出番が終わる場面。In meines Herzens Grundeとはじまる。この曲はほんと、いちばん好きだ。胸がつまって、歌えない。どうして、ひとりの人が死ぬことが、人類の救済になるのか、そのひとりは誰でもあるんだろう、ひとりの死を見て、見て、見つめて、考えて、意味を追求して、しきったらこんな歌になるのだろうか。
練習後は、物欲たかまり、パルコ寄ってなんやかや衝動買い。現世的消費のよろこびにあへあへしました。あとで自分が憐れになった。