自由な土曜日

yokkobukko2009-09-05

語学がないあいだ、土曜はしばらく受付仕事。当然ながらやってくるのもいつもとはちがう顔ぶれ。ただ、すがすがしい、気持ちよいお天気だったから、けっこう空いてた。お昼はお姑さん料理。ひとにご飯つくってもらうのって夢ありますよ、メニューなんだろうとか。話題はグールドから森有正経由で、なぜかヨーロッパ中世の本の話へ。
午後はサイクリング。いつもBは国分寺の方面へ走っていくらしい。今日はそんな本気で走らず、レジャーシートと本持って、のらくらきもちよい芝生を探して走ろう。まずは若葉台のほうへ谷下る。スペイン語のJ先生におしえてもらったケーキ屋さんへ。木目調の店内、ショーケースの横っちょに小さいカフェスペース。昔は風呂屋の梁だったというどかっとした木が壁に半分埋まった、窓に張り付く席もいいが、七人のこびととか、森の住人専用っぽいので、その脇の小さい角テーブルに。シュークリームとチョコケーキ。甘くてふにゃっとしたたべもの。小さい窓から街路樹の梢と空が見える、狭い店なのに、落ち着く。コーヒーは薄い。
カロリー摂取後は、クジラ橋に出て峠を越え、多摩センターをめざす。尾根幹の峠、足つかずに登れるようになったが、あいかわらずきつい。さすがに汗だく。多摩センターへの道で迷って、公団のはざまで、こんもり丸いお山の公園に出る。すずしい木陰もある。シート広げてB昼寝、わたしは本を出したけど、ただぼんやり、意味希薄な行間をただよう。このあと中央公園に出て、またシートひろげてごろり。これはもうサイクリングというより、ごろりの日だ。芝生でサンバを奏でるひとびとあり、ご家族のようにも見受けられる、こどもが腰ふって踊っている、ころころした犬ちゃんもあちこちからやってくる、なんも考えてね〜、腑抜け状態でいたら、日が暮れてきた。帰りにスペイン料理屋でカバと炭水化物。カジョスというはちのす料理がうまい。はちのすは何料理で食べてもうまいなあ。今日の走行距離は18キロ。