ツール第十一ステージ

夏の朝はこれ、お菓子じゃん

カヴ連勝。まさに無敵。なんつか、こう意外性のない展開が続くと、スプリント勝負も緊張感なくなるな。どーせカヴでしょ、という。しかしガーミン(ファラー)、いっつも惜しい。真っ向すぎるのか、あるいはそれを続けてたらいつか嵌る日がくるのか(たぶんジロでのペタッキのタイミングをためしてるんだろう)。
コンタもそうだけど、圧倒的に強いひとのまわりには真空の膜のようなものができてしまう。まわりが必要以上に牽制しあうせいだろう。マスコミもつまらん争いや確執を煽る。スプリント勝負がおもしろくないのは、カヴが強すぎるからじゃなく、ライバルが頭でっかちになって退いていくからだろう。
無線禁止レースのリアクションとしては、栗村さん今中さんともレースボイコットした選手にわりと同情的だった。意外というか、やっぱりというか。もと選手だからな。でも時代逆行という捕らえ方は短絡的だと思うな、やっぱり。長いステージレースのなかで、二ステージくらい、まったく別の法則でなりたつレースがあるなんてむしろ斬新だと思う。というかいまのチームカーの戦略が選手を支配するレースって、システマティックで、窮屈で、見てて窒息しそうになるときがあるから。
ところでランスのTTバイク、奈良美智バージョン、本番で見たい!奈良さんランス好きなんだ〜 ・・・意外〜