ザッツ・フランドル

いやあ、天気は良かったけど、プロトン水面下は大時化だった今年のツール・デ・フランドル。戦国ものか、明智光秀か! という。ボーネン潰しに徹したポッツァート、無事におうちに帰れるんでしょうか。ボーネンVSポッツァート、あんたらふたりなにがあんのよ、と腐女子心がこうむくりむくりと・・・。色気のないほうでは「伝説の峠」のパンターニとランスの確執を思い出したり(どっちも一方通行なんだけど)。まあ、たぶんボーネン踏んだんだな、ポッツァートのなんか死ぬほど大事にしているものを、こうのっしのっしと、無神経に。追走のクインツァートとシャバネルのやりとりも気になりましたが(「おまえかわった、ベルギー行って魂抜かれたか」とかアフレコして遊んでましたが)。優勝はデボルデル。静かそうで、ええこっぽい。戦国武将のド派手パフォーマンスもいいけど、やっぱこういう静かな炎を燃やしてひとり走る選手がわたしは好きだな。二位はハウスラー。Jスポーツの優勝予想に応募したのに、9時半のしめきりを待たずしてわたしの賭けは終わった。カンチェラーラ。リタイアしかたもかっこよかったが。来週ですな。雨降ればいいな。