そこはやっぱり塞がれている

yokkobukko2008-12-11

今日は風が強かった。洗濯物飛ばされ、ベランダの水溜りにべしゃとなり、洗いなおし、ふたたび飛ばされ・・・癇癪起こした。「七瀬ふたたび」終わる。途中けっこう離れたわりに、結末近づくにつれ急速に原作の軌道にもどってきた。ただし。主要人物がみな死んでしまう原作とちがって、こどもがひとり生き残る。たしかに物語で散々言及されたアクティブテレパスであれば、警察の武装解除も、ひとの心を反転させることをも可能だろうけど、それをそういうふうに使って、むりに結末をねじまげても、実のところ、閉塞した世界を突破できたとは思えない。なんど覚めても夢のなかという、あの感じ。結局、非常に気持ちの悪い結末になっている。