ブルゴスの町

同階の共有テラス  

 さてさて。腹は減ったが、きれいさっぱり現金がない。ホテルを出て、キャッシュディスペンサーで金を下ろし(都会だなあ)、バスセンターで明日のバスの時刻表をパチリ。デジカメって便利。それにしても大きな街だ。日曜日でほとんどの店は休みだけど・・・・この規模の都市になら、あいつが、あるかもしれない。うん、ふつうあるよね? 中華料理店。
悪い病気が出てしまう。一度中華と思ったら、もう頭はそれだけになってしまう。旧市街、通りという通りをしらみつぶしに捜すが見つからず、川沿いのポプラ並木でBの泣きが入り、「米だから」と説得され、とりあえずランチは妥協。
パエリアとフィディワ(麺のパエリア) 
食後のコーヒーは隣のかわいい甘パン屋で 
ガラスケースの菓子パンに郷愁覚えひとついただく。糊みたいなカスタード、思ったとおり、懐かしい味。
  

食後も捜索続く。聖堂前広場からミニSLに乗り込み町を大体ひとまわりするが、一向に中華の影見当たらず。ところでこのミニSL、かわいいが、なかなかパワーのあるやつで、ブルゴスの町を見下ろす高台の城砦跡へも連れていってくれる。
 きもちいい景観です 
Bは例によってかなり早い段階から爆睡。しかたがないので奴ひとりをホテルに寝かせ、わたしはひとり街を探索(というか中華料理店捜索)。小一時間ほどのつもりが、二時間もうろついてしまう。
 
      
喉乾き帰り道バルでワイン。部屋に帰るとBはいまのいままで寝ていた様子。たしかに少し疲れたか。しばしベッドで世界遺産観光。
逆にBはぱっちり目が覚めたらしい。じゃ、せっかくだから大聖堂といっしょに撮ってあげよう。もっと笑顔でもっと大きくアピールしてよ!とテレパシー送るが届かない。窓から手で指示送るも遠すぎて通じず。
  

夕刻、腹減らしも兼ねて、ふたたび中華探索へ。旧市街、区画の外れまで歩き、夕暮れのアルランサ川の鴨を眺める。結局、バスセンターの界隈で1軒を発見。めでたしめでたし   
               
ところで欧州の中華料理店で、かならず食後酒がふるまわれるのはなぜでしょう?