帰国

yokkobukko2008-05-10

6時に目覚ましはかけてあったが、やっぱりその前に目が覚める。当然ふたりはまだ眠っている。簡単に寝床を片付けて、ふたりに簡単な礼状を書いて、アパルトマンを出る。ありがとう。顔を見るとさびしくなりそうだから、もう行くね。朝のダゲール街、魚屋さんとパン屋はもう起きている。この通りは昔住んでいた千駄木あたり、谷中に似ているな。短い短いパリ滞在。それでもやっぱりパリ。ザルツやウィーンとはまったくちがう色の町だ。やっぱり嫌いになれない。
行きと同じで空港は2のはず。でもCDG2って大きいんだよね。オーストリア航空って弱小なのかな。出発便によってゲートばらばらだし。モニターにはまだわたしの乗る飛行機の案内は表示されていない。だいたいEかDだろうと見当をつけて歩きだす。かなり遠回りしたけど、おかげでオーストリア航空の案内窓口に遭遇でき、チェックインカウンターの位置がわかった。カウンター9(あれ8だったかな)。お土産屋エリアにぽつんとある、なんだか辺鄙なカウンターだ。しかも中は空っぽだし、なんの案内も出ていない。まあほかにも待っている人がいるから大丈夫だろ。しばらく待つと、オーストリアの制服を着た4人組がやってくる。オーストリアのロゴの入ったポップやら、案内プレートを持っている。手作り感あるな。慣れた手つきで、看板をかけ、カウンターをこしらえていく。いつもこうやってさすらってるのかもしれない。ちなみに行きの飛行機では、搭乗の際のあの機械による搭乗券チェックがなく、かわりに乗務員が客の整理番号をそのへんの雑用紙にメモしていた。しかも離陸前に乗務員が客の数をかぞえていた。遠足か。そもそも出発便の急遽キャンセル、ダブルブッキング・・・もうオーストリア航空は使わないだろうなあ。なぜか食事はおいしいんだけど。
乗り換えのウィーンではチョコをバカ買い。