無事帰国

yokkobukko2010-08-19

一週間、フランスに行っていました。総括すると、想定外のことが多かった。いいことも悪いことも。たとえば思ったより寒かった。ものすごく寒かった。トラブルが多かった。キーワードはトラブルシューティング
今回したかったことは
1自転車を借り、田舎で乗る。
2ヴェズレーとオタンでロマネスク彫刻を見る
3教会音楽を聴く
4Y木さん一家に会う
5訳出中の小説の舞台を確認する
619世紀のパリの写真資料を手に入れる
ほかにもできたらいいと思ったことはいろいろあるけど、まあ、だいたいこれができたらいいな、と思って旅に出て、かなりいろいろあったわりには、6以外は全部できた。
想定外の出来事について
こちらのミスでないトラブルは別として、そのほか見通しの甘さから起こったどたばたも多かった。とりわけ最後のどたばたは、昨日、飛行機に乗り遅れそうになったことで、これはまさしく判断能力の低下から起こるミスで、すべての目測がずれ、予定よりちょっとずつ遅れていって、そうなった。これは自分たちが悪いのでどこにも言っていく先がない。フライト前50分きってRERで空港着いて、すこし迷って、搭乗手続き窓口行ったら終わってた。タヒチヌイの受付探して交渉。「なにしてたの?」と訊かれて「い、い、いろいろあって・・・ま、ま、まよってました」と思わず言ってしまった。「まあ、わかる、ここ広いよね」という顔はしてくれ、搭乗ゲートに電話してくれる。フライト30分前になって、もう、これはもう乗れないかもな、と思ったが・・・みなさん、ごめんなさい。
あと忘れ物。双眼鏡忘れた。
自転車。予約しておいたランドナータイプの自転車がでかすぎ、急遽、マウンテンバイクを借りることに。速度が出ないのと車体重いせいで思ったより距離走れないんですよね。
それにしても全体に余裕なかったなー。といってなーんもせずにのたーとした時間もいつもより多かった気がする。それはなぜかというと、やはり今年は聖母被昇天の15日と日曜が重なったせいじゃなかろうか。店が開いてないから、公園で寝てるとか多かった。あととにかく雨。三日も雨が降り、底冷えた。
いいこともいろいろ。トラブル解決の影にかならず、おもいがけぬ協力者がいて、ここはフランスか?というような人情に触れた。礼状を書くべきひとが続出。
あと聖歌を何度も聴くことができた。