TDF ツルマレー決戦

いやあ・・・見ごたえあった。2008年のブエルタのアングリル、我が家の永久保存ビデオだけど、これもそれに続くかも。
アンディ対コンタ、予告どおりのアタック、予告どおりの一騎打ち。アンディが去年よりはるかに強くなっていて驚いた。こどもっぽい甘えた感じが嫌いだったけど、今日はほんとにいっぱしのリーダーの顔だった。兄ちゃん離れしたんだなー。
ようやくコンタにライバルが現れた！この登りだけに関していえば、アンディの勝ちだった。先に仕掛け、ずっと前を譲らなかった、牽かせもしなかった。たった一度コンタのアタックもきっちりつぶした。コンタ完敗だった。マークが精いっぱいだった。最後、ふたりになってからは野太い緊張というか、ごつい精神的なせめぎ合いで、一瞬の隙も許されない、許さない。いやあ、おもしろかった。満腹で、緊張の糸切れた感じ。
コンタは実はなかなかしたたかなヤツなのかもなあ、と昨日、一昨日から考えていた。今日ますますそう思った。今年は実はいまひとつ調子あがってないんだけど、それでもなにしろ彼は先を見ているから、インドゥラインとかランスとかそのもっと先とか、調子悪い年を乗り越えるしたたかさも備えているのかも。