世界選手権エリートロード

yokkobukko2009-09-27

優勝エヴァンス。今年一年、エヴァンス見てきたひとは、あの受難の数々を、つうか去年からの流れふくめて見てきたひとは、別にファンでなくても、うぐ、よかった、こんな日も来るんだ、逆境のそこに埋没したようなひとのもとにも、報われる日が律儀に訪れるんだと、胸いっぱいになったにちがいない。考えてみると、これほどアルカンシエルが似合うひといないんじゃないか? アルカンシエルにどれほどの呪いがあろうと、これまでのエヴァンスが見舞われてきた呪いと相殺されるんじゃないでしょかね。逆に普通に走れるんじゃないのかね、来年からは。あまりの喜びに、そりゃ顎も割れます・・・うーん、ほんと、ツールでやめなくてよかったねえ、いやでもブエルタ出たのが正解だったんだねえ。
うー・・・だからワンデーレースはおもしろい。とくに今日は、何階建てなの、ってくらい重層的な内容だった。超スローペースの立ち上がりで、終わるの何時になるんだとはらはらしましたが、このままお見合い、牽制つづくんかと、途中うとうと。最後、カンチェも惜しかった。ぜったい勝機あったけどなあ。調子よすぎて空回りしたのかなー。ぽんこつみたいに転がってた姿がせつなかったな。カンチェもエヴァンスも最初こてんぱんにいいことなくて、後半花開いた。栗村さんに同感ですが、かみあってないだけでうまくいってないと自分で思うのなら、やっぱ、粘る、しぶとく食い下がるべきなんだ。くさってもいいからぎりぎり諦めない。それって環境もおおきいかもしれない。