コーラス

yokkobukko2009-08-30

朝から夕方までびっちりコーラス。本番まであとひとつき。いよいよ先生が怖くなってきた。一曲目、はじまりの「ヘル!」のhがでない。午前中はほとんどそればっかり。注意されればされるほど、萎縮して不発率が高くなり、へんてこになっていく。メリスマの息も続かない。午後は一部の終わりまでおさらい。あらためて全体を眺めると、とても劇的、舞台的なつくりだと思う。長さでみると、一部と二部はえらくアンバランス、しかし、めちゃめちゃセンチメンタルな旋律にのせてペテロの後悔の涙と雨で暗幕する一部と、がらりとムード変わり、粛々と聖書の予言が実現されていく二部、中断置くならここしかない。向こうではこのあいだに牧師のお説教が入るらしい(カトリックの神父が説教することもあるのだろうか?意外とこだわりないとも聴くが、そのへんのことはよくわからない)。いずれにせよ、わたしはこの一部の終わりがものすごく好きだ。