最終ステージ

コンタ君、お菓子食べなさい、お菓子!
いやあ、昨日のコンタドール惨敗が世界中のロードレースファンにどれほどのトラウマを与えたか、補給という補給場面をぜんぶとらえるカメラに、そしてほら今日はちゃんとあげてますよ、ねっ、みたいなアスタナ車のアピールに実感した。そうそう、コンタ君、お菓子食べなさい!お菓子!
はあ・・・それにしても・・・今日のレースはすごかったなあ・・・第一山岳から攻めるコンタ。まあ今日は距離短いし、それしか勝つ道はないんだけど。勝つ気なんだ!コンタはまだ総合諦めてないんだ!という・・・逃げて、逃げて、追ってくる打倒コンタ連合に下りで14秒まで追い詰められて、よもやっというとこで第二山岳上りにたどりつき、ふたたびタイムを稼いで・・・興奮しました。明日は世界中で坂道でむやみに立ちこぎするこどもが見られるじゃないでしょうか?エズでタイム詰められて、フランク、コロムに追いつかれて、せめてステージ優勝はさせてあげたいと、世界中の視聴者が同情したかもしれん、せめて、と。でもコンタはいつだって本気なんだよなあ。勝利への具体的イメージをたてる能力が高い。あと決断も早い。たぶん昨夜も今日の作戦立てて、よし、っとぐっすり寝たんじゃないかな(もちろん勝手な想像です)。ゴール手前でのコロムとの牽制みて、うわっこのひと本気でスプリントする気だわ、と気づき、どこまで負けず嫌いだよと、衝撃を受けた(つまりわたしはそこまで本気で彼のステージ優勝を信じていたわけではなかった)。実際スプリントできてるし、スリップストリームに入ってるし、負けて、ものすご、くやしがってるし・・・このひとに同情なんて一切不要なんだよな。ひとりで世界中の同情を撥ね退ける、そういう強さを持ってるんだよなー。なんかやっぱかっこいいよなあ。もうどこまでもついていくっすよ!サクソも好きだったけど、表彰台のコロムもちょっといい男だったけど、いや、もうあたいはコンタ閥で!!