ともだちに会う

yokkobukko2008-09-18

楽しみにしていた日。ものすごくひさしぶりにTさんに会う(去年の暮れに会ったきりかも)。明大前のビストロ、ビールとワインで再会祝して乾杯。いつものように最初少し緊張。たがいの近況についてやら(Tさんはこのところ馬車馬のように働いているらしい)、スペイン旅行の話やら、聖書をめぐる話やらをして、ぽちぽち和む。それから機を見て、Tさんに翻訳本を読んだ感想伝える。自分が翻訳やってるときは、どうしても張り合うような気持ちが起こり、胸がつかえるような、いっぱいになるような感じになって、途中くらいから、うまく話せなくなってしまうのだが、今日はある程度まとまった感想を、かなり落ち着いて伝えられた気がする。ほっとして、このあとは多少緩みすぎたかもしれない。思いがけずふたりで袋小路にはまり込んだり、後戻りしたりして時を過ごす。なんにせよともだちに会って酒を飲んだり、話をしたり、なんて贅沢な夜なんだ、と書いているいまはしみじみ思う。そのときはなんか、半身がひりひりしている、というか、楽しいぶんだけ寂しい。